話題のお菓子、台湾カステラとは?おいしい食べ方や食感の秘密を解説
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今話題のお菓子、台湾カステラをご存じですか?幅広い世代に大人気の新感覚スイーツです。台湾カステラのルーツや食感の秘密、おいしく食べるためのポイントまで幅広くご紹介します。ぜひチェックしてくださいね。
目次
台湾カステラとは
台湾カステラとは、台湾で生まれた、独特の新食感が特徴のカステラです。その食感は「ぷるぷる・ふわふわ・しゅわしゅわ」などと表現されることが多く、一度口にするとやみつきになる人が多い、日本でも話題のお菓子です。
台湾の淡水という地域の名物お菓子でもあり、現地では「現烤蛋糕(シエンカオダンガオ)=焼きたてのケーキ」と呼ばれて、広く親しまれています。
普通のカステラやシフォンケーキとの違い
台湾カステラという名前から、日本でおなじみのカステラなどをイメージする方もいるかもしれませんが、実はいくつか異なる点があります。
普通のカステラとの違い
カステラといえば、長崎名物のカステラ菓子を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。400年ほど前にポルトガルから伝わった日本のカステラは、卵の黄身と白身を一気に泡立ててから砂糖やはちみつなどの甘味を加え、しっとりと焼き上げます。
それに対し台湾カステラは、卵白のみを泡立ててふわふわのメレンゲを作り、気泡をつぶさないようにさっくりと薄力粉を混ぜ合わせてから焼き上げます。そうすることで、ふわふわ、しゅわしゅわとした独特の食感に仕上がります。
シフォンケーキとの違い
シフォンケーキの食感とも似ていると言われる台湾カステラですが、実は少し違います。シフォンケーキはオーブンを使用してそのまま焼きますので、焼き上がりは少し固めの食感になります。
それに対して台湾カステラは、「湯煎焼き」という方法で蒸し焼きにするので、ふわふわな食感に仕上がります。
台湾カステラブームのきっかけ
台湾発祥の台湾カステラですが、ブームの火付け役となったのは韓国です。韓国では2016年頃から人気を集め、大流行しました。韓国中に新しい店舗が次々とオープンする中、次々と長蛇の列ができ、日本のタピオカブームに匹敵する勢いでした。
2020年頃、台湾カステラは日本でも話題のお菓子となり、続々と専門店がオープンしました。発売当初は整理券を配布しなければならないほどの人気でしたが、現在は少しブームも落ち着き、カフェやネット通販でも目にする機会が増えるなど、身近なお菓子となっています。
新感覚!台湾カステラの味や食感は?
気になる台湾カステラの味や食感をご紹介します。
台湾カステラのお味は?
意外と甘さ控えめでくどくないので、どんどん食べられると評判です。甘みよりも卵の味をしっかり感じられるのが特徴です。
独特の食感の秘密
メレンゲを作り、湯煎で蒸し焼きにすることで独特の食感を生み出している台湾カステラですが、食べたことがない方はなかなか想像するのが難しいですよね。
食感については「ぷるぷる・ふわふわ・しゅわしゅわ」などと表現されることが多いですが、これは食べるタイミングにも秘密が隠されています。焼きたてや温かい状態だと「ふわふわ」、少し粗熱が取れると「ぷるぷる」、冷蔵庫で冷やすと「しゅわしゅわ」になるので、時間の経過によっても食感の違いを楽しめます。
台湾カステラのおいしい食べ方
普通に食べてもおいしい台湾カステラですが、さらにおいしく食べるためのポイントをお伝えします。
温めて食べる
秋冬の肌寒い季節には、食べやすいサイズに切ってから、電子レンジで30秒ほど温めて食べるのもおすすめです。ふんわりと甘い香りが広がり、食欲をそそります。温かい状態だと、ふわふわでやわらかな食感を存分に味わえます。
冷やして食べる
いつもと違った食感を楽しみたいときには、冷蔵庫で冷やして食べるのもおすすめです。ひんやりしゅわっとした食感が楽しめます。口に入れるとすっと溶けるような滑らかな舌触りで、絶品ですよ。お好みのフルーツやクリームを添えてもおいしく食べられます。
まとめ
いかがでしたか。話題のお菓子「台湾カステラ」をご紹介しました。日本のカステラよりも甘さ控えめでやわらかく、食べやすいお菓子です。台湾カステラは、温度や時間の経過によって変化する食感も魅力です。ぜひアレンジして、食べ方のバリエーションを楽しんでみてください。
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