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人気のフランス菓子「カヌレ」とは?歴史やおすすめの食べ方もご紹介

テーブルに置かれたカヌレ

大人気のフランス菓子「カヌレ」ってどんなお菓子?歴史やおすすめの食べ方もご紹介

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独特でおしゃれな見た目の「カヌレ」。最近はベーカリーでも取り扱うお店が増えるなど、身近な存在になりつつある洋菓子ですよね。しかし、どんなお菓子なのかまだよくわからないという方も多いはず。そこで今回は、カヌレの歴史やおすすめの食べ方、最近人気の進化系カヌレなどもあわせて詳しくご紹介します。

カヌレってどんなお菓子?

「カヌレ」は、フランスのボルドー地方発祥の伝統菓子。ボルドーと言えばワインが有名ですが、お菓子も有名だったのですね。カヌレの独特の形状は、12の溝がついたカヌレ型にポイントがあります。この型に蜜蝋を塗って焼くことで、外側がカリっとした食感に仕上がるのです。中はむっちりとしているので食べ応えがあり、一つでも満足感があるのが特徴。

カヌレの歴史

カヌレの発祥は、やはりボルドー地方だけあってワイン造りが関係していると言われています。16世紀のボルドーではワイン作りが盛んで、そのワインのオリを除去するために卵白が使われていたそう。その際に余ってしまう卵黄を何かに活用できないか……と生み出されたのがカヌレの起源です。それにしてもワインの澱引きに卵白が使われていたとは驚きですよね。

カヌレはどんな風に作るの?

カヌレの主な材料は小麦粉、卵、牛乳、砂糖、ラム酒、バターなど。粉と卵、砂糖をよく混ぜ合わせた中に、温めた牛乳、バター、ラム酒を加え混ぜたものを一晩ねかし、蜜蝋を塗った型に入れてオーブンで焼きます。

カヌレのおすすめの食べ方

カヌレがどんなお菓子かわかったところで、おすすめの食べ方をいくつかご紹介します。

トースターで温める

カヌレをオーブントースターでリベイクすれば、外側のカリっとした食感をキープしながらおいしくいただくことができます。温める時間は3分程度が目安で、内側までしっかり温めるのがポイント。加熱しすぎると焦げてしまうので、心配な場合は途中でアルミホイルをかぶせましょう。

冷蔵庫で冷やす

逆に20~30分冷蔵庫で冷やしてから食べる方法もおすすめ。全体がキュッと引き締まり、食感の良さが引き立ちます。内側のしっとり・もっちり感がたまりません。

トッピングする

カヌレはそのままでももちろん美味しくいただけますが、生クリームやジャムなどをトッピングするのもおすすめ。素朴な味わいのカヌレに好みのトッピングをすることで、豪華な雰囲気になりますよ。ナッツやドライフルーツ、チョコレートソース、キャラメルソースなども好相性。

カヌレの保存方法は?

カヌレは、常温保存の場合は2~3日で食べ切りましょう。基本的にお店の賞味期限を目安にすることをおすすめします。食べ切れない場合は一つずつラップにくるみ、冷凍バッグに入れて冷凍庫で保存しましょう。保存状態によりますが、冷凍した場合の日持ちは2〜3週間が目安。常温で自然解凍してから食べる直前に温めると美味しく食べられますよ。

進化系カヌレも大人気

最近ではプレーンなカヌレのほかに、進化系も大人気。例えばほうじ茶や抹茶、あんこなど日本ならではのフレーバーをプラスしたものや、あんずなどフルーツを加えたものなど、お店によってさまざまなアレンジが加えられています。取り寄せできるお店もあるので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

食べたことのない方はぜひチャレンジしてみて

見た目も可愛らしいカヌレは、歴史のあるフランスボルドーの伝統菓子。外側がカリっと、中がむっちりとした食感は、一度食べると癖になりますよ。まだ食べたことがない方は、ぜひ一度召し上がってみてくださいね。

北の菓子 菓風

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