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世界のクリスマスの特別な飲み物とは?各国の定番を詳しく紹介

クリスマスの定番の飲み物

世界で違うクリスマスの定番の飲み物

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クリスマスの定番の飲み物は、世界各地でさまざまです。寒い時期にクリスマスを迎える地域も多いため、温かい飲み物もたくさんありますが、お酒やノンアルコールドリンクなど数え切れないほど出てくることでしょう。今回は、世界のクリスマスに欠かせない定番の飲み物についてご紹介します。

エッグノッグ(アメリカ・カナダ)

アメリカやカナダでクリスマスに定番の飲み物は「エッグノッグ」です。ミルクに卵と砂糖を加えて、最後にスパイスを効かせたクリスマスドリンクは、大人にも子どもにも人気です。ブランデーを少し加えると、大人な雰囲気に。寒い時期にぴったりの飲み物です。

グリューワイン(ドイツ)

ドイツで親しまれているクリスマスドリンクは「グリューワイン」。冬になると、ドイツのみならず、ヨーロッパ各地の屋台でも飲むことができるホットワインです。赤ワインの中に、シナモン、クローブなどの香辛料、オレンジピール、砂糖やシロップを入れて、温めれば出来上がり。フルーツや香辛料の香りが効いた、甘くて身体の芯まであったまる飲み物です。

ポンチェ(メキシコ・グアテマラ)

メキシコ、グアテマラといった中南米で定番の飲み物は「ポンチェ」。温めても冷やしても飲めるクリスマスドリンクです。フルーツに香辛料を加えてゆっくりと煮込んだ後、テキーラなどのお酒を加えて飲みます。メキシコの温かいポンチェは「ponche de navideno(クリスマスポンチェ)」と呼び、リンゴやグアバにハイビスカスの花を加えて、味はタマリンドとサトウキビで調節し、香りづけにシナモンを入れて完成です。冷ましたポンチェに、氷を加えて飲むのもおすすめです。

コラ・デ・モノ(チリ・アルゼンチン)

チリ・アルゼンチンといった南米諸国では、「コラ・デ・モノ」が定番です。クリスマスが近づくと「アグアアルディエンテ」という名のサトウキビの蒸留酒に、ミルクとコーヒー、卵を加えて作ります飲む時には、冷やしてからがおすすめ。

ホットアップルサイダー・ワッセイル(アメリカ・イギリス)

アメリカやイギリスでは、りんご酒も定番の飲み物の一つです。ただし、それぞれの国によって、少し違う飲み物になっています。アメリカでは、アルコールの有無を問わず、ろ過されていないアップルジュースのことを全て「アップルサイダー」と呼びます。クリスマスには、温めて飲む「ホットアップルサイダー」が好まれます。

 

一方イギリスでは、「ワッセイル」と呼ばれる香辛料入りの温かいりんご酒を飲みます。どちらも、寒い日に何となくホッとする飲み物です。

クリスマスティー(イギリス)

イギリスでは欠かすことのできない紅茶も、クリスマスには定番の飲み物です。普段は無着香のブラックティーを飲んでいる人も、ドライフルーツや香辛料を加えて、香り付けした紅茶をクリスマスドリンクとして飲んでいるようです。

アニス(スペイン)

スペインで定番のクリスマスドリンクは「アニス」。このドリンクに使われるのは、スターアニスという名前のスパイスで、八角とも呼ばれています。スターアニスの種を使って作られるのですが、インドで食後のお口直しに出されるほど、ドライでさっぱりとした口当たりが特徴です。漢方にも使用される香辛料を使っているので、消化も助けてくれるかもしれません。

シャンメリー(日本)

日本では、クリスマスが近づくと「シャンメリー」が店頭に並び始めます。おしゃれなネーミングから、海外が原産の飲み物かと思いきや、実は日本独自の飲み物だったのです。「シャンパン」と「メリークリスマス」を合わせて作った言葉が広がりましたが、ノンアルコールの発泡飲料であるシャンメリーは、クリスマスのホームパーティで子どもと一緒に楽しめる飲み物です。

世界各国のクリスマスの飲み物を試してみよう

世界にはさまざまなクリスマスの飲み物が存在します。今回ご紹介したのは、そのほんの一部です。今度のクリスマスには、今までとは違うクリスマスドリンクを選ぶのもおすすめです。今回の記事を参考にして、世界各国のクリスマスの飲み物を試してみてください。

北の菓子 菓風

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