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ギモーヴって知ってる?マシュマロとの違いや名前の由来までご紹介

ギモーヴとは違う瓶に入ったマシュマロ

ギモーヴって知ってる?マシュマロとの違いや名前の由来もご紹介

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カラフルでキュートな見た目、フルーティーな味わいが人気の洋菓子「ギモーヴ」。何となくマシュマロに似ているけれど、どんなお菓子なんだろう?と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ギモーヴが一体どんなお菓子なのか、名前の語源、マシュマロとの違いは何かをわかりやすくご紹介します。

ギモーヴって知ってる?

ギモーヴとは、フランス発祥の砂糖菓子の一種で、フルーツピューレを煮詰めてゼラチンを加え、泡立てて固めて作ります。見た目はマシュマロと似ており、丸く絞り出したようなコロンとした形のものやキューブ型など形状はさまざま。カシスやフランボワーズ、パッションフルーツなど種類豊富なフルーツが使用され、フルーツの色味によって見た目もカラフルに仕上がります。そのまま食べるのはもちろん、ケーキやデザートのトッピングとしても人気。

味わいや食感の違いは?

ギモーヴは口に入れるとモチモチ&プルンとした食感で、凝縮したフルーツの味が広がり、すっと溶けていきます。果実の濃厚な味わいがギュッとつまり、フルーティーなのが特徴。一方マシュマロは、ふんわり&もっちりとした食感で弾力性があり、口の中に優しい甘さが広がります。一度食べたら癖になる、ちょっぴり歯ごたえのある独特な食感も特徴。

ギモーヴとマシュマロの名前の由来は?

ギモーヴの語源は、フランス語の「guimauve officinale」が由来。これはウスベニタチアオイという植物の名前で、根からとれるデンプンが材料として使われていました。このウスベニタチアオイを英語で言うと「common marshmallow」、つまりマシュマロ。ギモーヴもマシュマロも元は同じ植物が由来なのです。そのためギモーヴのことを「フランスのマシュマロ」と呼ぶこともあるそうですよ。ちなみに現在ではウスベニタチアオイからとれるデンプンは使われていません。

材料・作り方の違いは?

ギモーヴの材料はフルーツピューレとゼラチンであるのに対し、マシュマロの材料は砂糖やシロップ、ゼラチン、卵白です。ギモーヴは卵白は使わず、煮詰めたフルーツピューレをミキサーで泡立てて作るのが特徴。マシュマロは卵白に砂糖やシロップを合わせてメレンゲにし、香料やフルーツピューレなどで風味を付けます。見た目は似ていますが、製法の違いから来る味わいや食感の差は口に入れるとはっきりとわかりますよ。

ホワイトデーにギモーヴを贈る意味は?

カラフルで可愛らしいギモーヴは、ホワイトデーのお返しに選ぶ人も多いそう。ここでちょっと気になるのが、ホワイトデーにギモーヴを贈る意味です。ホワイトデーに贈るお菓子にはそれぞれ意味があると言われています。実はマシュマロを贈る意味は「嫌い」。ギモーヴはマシュマロに似たお菓子なので同じ意味なのか不安になってしまいますが、ギモーヴにはそのような意味は特にありません。ただ、ギモーヴとマシュマロは見た目が似ているので、気になる方はホワイトデー以外の時にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

見た目もキュートなギモーヴはプレゼントにもおすすめ

同じ植物の名前を語源に持つギモーヴとマシュマロは、見た目こそ似ているものの、原料や作り方、味わいや食感に大きな違いがあります。口に入れるとフルーツの味わいが広がるギモーヴは、果汁を凝縮したようなフルーティーさがたまりません。見た目もカラフルで可愛らしいのでプレゼントにもおすすめですよ。まだ食べたことがない方は、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

北の菓子 菓風

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