話題のお菓子生絞りモンブランとは?気になる味や食感を紹介
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今巷で話題のお菓子、生絞りモンブランをご存じですか?誕生してから間もない、生絞りならではの味わいが魅力の新定番スイーツです。販売されている店舗はまだ少ないですが、徐々に食べられる店舗が増えてきています。ここでは、生絞りモンブランの味や食感、普通のモンブランケーキとの違いについてご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
生絞りモンブランとは?
モンブランは、マロンペーストをベースに作ったモンブランクリームを細く加工し、スポンジ生地などで作った土台にうず高く飾り付けたお菓子です。ほのかに甘い栗の味がおいしい、日本では定番のケーキですよね。そんなモンブランが今、独自に進化を遂げ、「生絞りモンブラン」として世間の注目を集めています。ここでは、生絞りモンブランの特徴について解説します。
普通のモンブランとの違い
従来のモンブランは完成した状態でショーケースに並び販売されていますが、生絞りモンブランは手絞りや専用のマシンを用いて、オーダーが入ってからモンブランクリームを絞り始めます。またモンブランは乾燥を防ぐために白あんを混ぜていることが多く、甘すぎるといった声も聞かれていましたが、生絞りモンブランには白あんが入っておらず、自然な栗の甘みを楽しめます。
茶色いモンブランと黄色いモンブランの違いは?
モンブランには、黄色と茶色の2種類の色があります。この違いを不思議に思ったことはありませんか?これはモンブランクリームの素となるマロンペーストに、栗の甘露煮を使ったか、剥き栗をそのまま使ったかによって生まれた違いです。
フランスのパティシエによって作られたモンブランは、マロングラッセをベースにしてマロンペーストを作っていました。渋皮の色が出て、茶色いモンブランクリームが仕上がります。
一方黄色いモンブランは、フランスで食べたモンブランの美しさに感動した日本のパティシエによって、独自に編み出されたものです。そのパティシエは、モンブランを日本全国に広めたいという理由から、自分の開発した黄色いモンブランに対して、商標登録を取得しませんでした。そのおかげで日本では黄色いモンブランも茶色いモンブランの両方が販売されており、生絞りモンブランにおいても、それぞれの味を楽しむことができています。
生絞りモンブランの魅力とは?
今大ブームとなっている生絞りモンブランの魅力をたっぷりご紹介します。
生絞りならではの味わい
生搾りモンブランは、搾りたてのモンブランクリームのフレッシュな味わいや、豊かな香りを贅沢に楽しむことができます。一般的に食べ物の香りは、空気に触れることにより飛んでしまい、香りが弱まります。素材のよさを活かした味わいを楽しめるのは、生絞りモンブランならではです。
またモンブランクリームは、クリーム自体の重みがあるので、あまり高く盛り付けると時間が経ったときに崩れやすくなってしまいます。食べる直前に飾り付けをする生絞りモンブランであれば、モンブランクリームをたっぷりと盛り付けても、崩れてしまう前に食べることができます。
カフェやイートインスペースなどの店内で食べる場合には、ゆるめのやわらかいモンブランクリームを飾り付けることもできるので、パサつきを感じないしっとりとした口当たりのモンブランを楽しめます。お客さんの要望に合わせられるよう、テイクアウト用とイートイン用、食べ歩き用などの種類を用意しているお店もあります。
SNS映えする動画が撮れる
注文してから目の前で仕上げられるライブパフォーマンス性も魅力の一つです。栗の甘い香りに包まれながら出来上がる様子を見れるので注文を待つ間も楽しく過ごせます。モンブランクリームが絞られていく様子は動画映えもするのでSNSに載せる方も増えてきています。若い世代を中心に人気の、話題のお菓子です。
生絞りモンブランがブームになるまで
生絞りモンブランブームの火付け役となったのは、アイエムエムフードサービス株式会社が運営する、「生絞りモンブラン専門店」です。2020年10月の初出店以降は、専門的な味わいが人気の話題のお菓子として、人気を博しています。
現在では次々と新店舗が広がっており、オリジナルの生絞りモンブランを提供するお店も増えてきています。ピンク色の見た目が可愛いらしい、苺をブレンドした商品や、抹茶を入れた上品な甘みがおいしい和フレーバー、カボチャや紫芋を合わせたものなど、各店舗それぞれの商品に工夫が凝らされています。
まとめ
いかがでしたか。話題のお菓子、生絞りモンブランについてご紹介しました。商品の特性上、お取り寄せができないのは残念ですが、近くに生絞りモンブランを食べられる店舗がある方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
北の菓子 菓風
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屋号 | 有限会社 田代製菓 |
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