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話題のお菓子バスクチーズケーキとは?

話題のお菓子のバスクチーズケーキ

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専門店が次々に登場し、コンビニスイーツの中でも人気のある「バスクチーズケーキ」。真っ黒で決して華やかとは言えない見た目とはうらはらに、一度食べたらとりこになる人が続出しています。この記事では、バスクチーズケーキの特徴や普通のチーズケーキとの違いなどについて解説します。

バスクチーズケーキとは

バスクチーズケーキとは、強烈なインパクトのある真っ黒な見た目と濃厚な味わいが特徴のチーズケーキです。一見すると、焦がして失敗してしまったのではないか…と心配になりますが、焦がすことによって、ほろ苦いカラメルの香ばしさが生まれます。世界中で人気を集めている、今話題のお菓子です。

バスクチーズケーキはどこで生まれた?

バスクチーズケーキはその名の通り、バスク地方で生まれました。バスク地方とはフランスとスペインの両国にまたがる小さな地域で、グルメな人が集まる地として知られる、美食の町です。

 

この町にある、老舗のレストラン「ラ・ビーニャ」がバスクチーズケーキ発祥の店だと言われています。ラ・ビーニャでベイクドチーズケーキを売り出したところ、とてもおいしいチーズケーキがあると話題を呼びました。注文販売を始めたことで噂はどんどん広まっていき、今では世界中に知られるお菓子となっています。バスクチーズケーキの特徴は?普通のチーズケーキとの違い

一般的なチーズケーキは、クリームチーズをベースにして焼き上げた「ベイクドチーズケーキ」と、火を通さずに冷やし固める「レアチーズケーキ」の2種類に分類できます。

 

バスクチーズケーキは焦げ目がつくまで焼き上げるため、ベイクドチーズケーキに分類されますが、高温短時間で焼きあげるため、独特の食感と風味に仕上がります。その味わいは「双方のいいところ取り」をしたようだと表現されることが多いです。ほろ苦いカラメル風味の表面には香ばしさを感じ、中身はしっとり濃厚でとろけるような食感を楽しめます。

 

またバスクチーズケーキを作るときには、一般的なベイクドチーズケーキの2倍の量のクリームチーズを使用しています。そのため風味がとても濃厚で、ずっしりした食べ応えがあることが特徴です。チーズケーキのおいしさを存分に堪能したい方におすすめのお菓子です。

日本でのブーム

日本では2016年に、株式会社Plan・Do・Seeの運営するレストランで、「バスク風チーズケーキ」として提供されはじめました。

 

最初は大きく流行らなかったバスクチーズケーキですが、バスクチーズケーキ専門店の「GAZTA」が「ラ・ビーニャ」風のレシピを参考にした商品を販売し始めたことで、ブームに火が付きました。そのブームは、各コンビニが開発・販売を手がけたことによって、さらに勢いを増すこととなります。今ではカフェやスーパーなどでも見かける身近なお菓子となり、幅広い世代の人に親しまれています。

現在のバスクチーズケーキ

2018年頃、ブームに火が付いたバスクチーズケーキは、各コンビニからオリジナル商品が発売されるようになりました。その後は全国のカフェや洋菓子店で、抹茶バスクチーズケーキやバナナバスクチーズケーキなどの種類が登場し、現在ではさまざまなフレーバーを楽しめるようになっています

 

またバスクチーズケーキのブームにあやかろうと、”バスクチーズケーキ風に焼きあげた”パンやドーナツも次々に発売されています。

まとめ

いかがでしたか。バスクチーズケーキの魅力が伝わったでしょうか。見た目のインパクトには驚かされますが、日本で定期的に起こるスイーツブームの中でも、爆発的な流行りを見せたお菓子です。

 

ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキ、双方のいいところ取りと言われている、新食感のバスクチーズケーキ。今後もブームは継続すること間違いなしです。しっとり濃厚な味わいを楽しみたい方は、ぜひ食べてみてくださいね

北の菓子 菓風

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