手作りデザートにおすすめのいちごの品種は?
手作りデザートに合ういちごの選び方
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デザートに合う果物の代表格と言えば、多くの人が一番に思い浮かべるのが「いちご」。そのまま食べるなら、見るからに美味しそうな大きくて甘いものを選んでしまいそうですが、手作りケーキなどのデザートに使う場合も、同じような選び方で良いのでしょうか。ここでは、デザートに合ういちごの選び方を解説します。
目次
手作りデザートに合ういちごの条件とは?
サイズが均等で大きすぎない
デコレーションに使用するなら大きさにバラつきがないものを選びましょう。また、いちごのサイズは大きすぎないものがスペースの調整をしやすく、すっきりとした印象に仕上がります。ケーキのスポンジの間に挟むなど、カットして使用するいちごなら、大きさや形にこだわる必要はありません。
甘すぎず程よい酸味がある
ケーキならスポンジと生クリームなど、合わせる素材に甘味がある場合は、程よい酸味のあるいちごの方が良いアクセントになります。
固すぎず柔らかすぎない
柔らかすぎると水分が出てしまったり、カットすると潰れたりすることがあります。固すぎず柔らかすぎないものが適しています。
表面につやがあり断面が赤い
デコレーションに使うなら、表面につやがあって赤みが強く、きれいなものを選びましょう。またケーキのスポンジの間に挟むいちごも、色が赤い方がカットしたときのコントラストがきれいです。
ヘタ付近まで赤く、ヘタがきれい
いちごを購入するときはパックの裏側も確認し、ヘタ周りの色もチェックしましょう。また、ヘタが付いたまま使用する場合は、ヘタが枯れたりしおれたりしていないものを選びましょう。
デザートに合ういちごの品種4選
とちおとめ
栃木県、茨城県、千葉県などで多く作られており、東日本ではもっとも消費量の多いいちごです。光沢のある鮮やかな赤色で比較的きれいな円錐形をしており、糖度は高めですが、程よい酸味も持ち合わせています。そのまま食べるのはもちろん、スイーツのデコレーションとしてもよく使われています。
あまおう
5年もの歳月をかけて福岡県で作られたあまおうは「博多あまおう」とも呼ばれ、「赤い」「丸い」「大きい」「うまい」の頭文字から名づけられました。濃い紅色をしており、粒は大きめで丸みを帯びたころんとした形。甘味と酸味のバランスが良いいちごですが、小さいものは比較的酸味が強く、サイズが大きいものほど甘味が強いのが特徴です。
紅ほっぺ
静岡県で誕生した紅ほっぺはやや大きめの円錐形で、鮮やかな紅色をしており、カットすると果心部まで淡い赤色です。強めの甘味と酸味を持ち合わせ、いちご本来の甘酸っぱさを味わうことができます。
さちのか
さちのかは福岡県で生まれたいちごですが、長崎県や佐賀県で多く栽培されています。少し大きめの円錐形で甘味と酸味のバランスが良く、色は濃い赤で果肉も淡紅色。ジャムやピューレにすると綺麗な色に仕上がります。また、程よい固さがあり、デコレーションにも向いています。他のいちごと比較して、ビタミンCの含有量が多く、栄養価にもすぐれています。
まとめ
手作りデザートに使ういちごは、サイズが均等でデザートの甘味とけんかしない程よい酸味があり、固すぎず柔らかすぎず、表面のつやと鮮やかな色で選びます。品種によって違いがありますが、同じ品種でも大きさや形などでランク分けされており価格が異なります。
見栄えの良いものだけにこだわるのではなく、そのままデコレーションに使うのか、カットして使うのか、用途によって使い分けても良いでしょう。また、いちごに限らず、他のフルーツを使用する場合でも、選び方はほとんど同じです。季節ごとに旬のフルーツを使ったデザートを楽しみましょう。
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