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今さら聞けない「父の日」の由来|黄色い花をプレゼントする理由は?

黄色い花束

父の日は日本だけのもの?その由来と定番のプレゼントを解説

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毎年6月の第3日曜日は「父の日」です。「母の日」の陰に隠れてしまいがちですが、実は長い歴史があるということを知っていますか?知っていそうで知らない、父の日が始まったその由来を解説。また、日頃の感謝や尊敬する気持ちを伝える父の日にプレゼントしたい、定番の品についてご紹介します。

父の日の由来とは

発祥はアメリカ

父の日は、アメリカに住むある女性の意見がきっかけで誕生しました。J.B.ドットというその女性の父親は元軍人で、6人の子供を育てたシングルファザー。 彼女はそんな父をとても尊敬していて、「母の日」があるのなら、父に感謝する日も作って欲しいと教会に懇願したのです。

 

そして1910年6月19日に、世界で初めて「お父さんへの感謝を伝える式典」が開催。それから60年以上経った1972年にようやく、6月の第3日曜日が「父の日」と制定されることになりました。その後、父の日はアメリカだけでなく世界のいろんな国に広まっていったのです。

世界各国の父の日

イギリス

イギリスの父の日も6月第3日曜日です。 メッセージカードや花、ギフトをお父さんに贈りお祝いします。日本でいう誕生日のような感じで、家族でパーティーをして過ごす家庭も多いと言います。

イタリア

イエス・キリストの父(養父)だと言われている聖ヨセフ(サン・ジュゼッペ)の日である3月19日を父の日としています。 イタリアでも父の日は、お父さんに日頃の感謝の気持ちを伝える日。プレゼントをしたり家族で食事をして、楽しくお祝いします。

オーストラリア

オーストラリアでは、9月の第1日曜日を父の日としていますが、その理由は明確にはなっていません。 オーストラリアにはイギリスからの移民が多く、イギリスからオーストラリアに父の日のプレゼントを送った時に、船で3ヶ月かかることから6月ではなく9月になったという説と、6月のオーストラリアは寒いので、外で気持ちよくパーティーができる9月になったという説があります。

韓国

親孝行をする文化が根付いている韓国では、「両親の日」として5月8日にお祝いをします。 実は元々は1972年まで「母の日」だったのですが、父の日がないのはおかしいという声が高まったことで、両親の日(父母の日)に名前が変わったのでした。

日本で父の日が広まったのはいつ頃?

1950年頃に日本に「父の日」という文化が入ってきましたが、広くに知られて実際にお祝いされるようになったのは1980年代のことです。 「日本ファーザーズ・デイ委員会」によって似顔絵や作文のコンクール、著名な人が選出される「ベスト・ファーザー賞」などが開催されることで、父の日は日本でもおなじみのイベントになっていきました。

父の日のプレゼントの定番の品は?

日本の父の日のプレゼントといえばお酒や財布、ネクタイなど様々なものが思い浮かびます。そして、そういったプレゼントに添える花として黄色いバラが定番です。 父の日が始まったアメリカでは赤いバラを贈る(亡くなった父には白いバラ)のが一般的ですが、日本では黄色いバラを選ぶ人が多いです。

 

これは、「日本ファーザーズ・デイ委員会」による父の日のプレゼントには黄色いリボンをかけて贈ろうという「イエローリボンキャンペーン」が影響しています。

花と一緒にお父さんが喜ぶものをプレゼント

父の日には、花と一緒にプレゼントを贈りたいですね。 普段使うものや趣味に関するもの、また甘いものが好きなお父さんにはとっておきのスイーツをプレゼントしてあげることで喜んでもらえるでしょう。

北の菓子 菓風

北の菓子 菓風

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