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「ホワイトデーは3倍返し」の由来とは|3倍返しじゃなくてもいい?

3倍返しのホワイトデーギフト

「ホワイトデーは3倍返し」の由来とは?

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「ホワイトデーは3倍返し」という言葉を聞いたことがある方も多いはず。「一体なぜこう言われるようになったの?」「誰が決めたの?」などと疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、「ホワイトデーは3倍返し」と言われる理由や、実際に女性が求めるホワイトデーの金額などを紹介します。気になっている方はぜひチェックしてみてください。

「ホワイトデーは3倍返し」ルールの発祥

「ホワイトデーは3倍返し」というルールの発祥は、今でははっきりとはわからなくなっています。一説によると、景気の良かったバブル経済のころに言われるようになったとか。バブル期には今より人々の収入が高く、消費も活発でした。当時は今ほど女性の社会進出が進んでいないため、特に男性の収入が高かったと考えられます。そんななかで、男性が惜しみなく女性にお金を使うのが今よりも普通だったため、「ホワイトデーは3倍返し」と言われるようになったのかもしれません。

今でも「3倍返し」と聞く理由は?

発祥がわからないということは、インターネットがあまり普及していない時期に誕生したことは間違いなさそうです。それほど昔の言葉であるにも関わらず、今でも「ホワイトデーは3倍返し」と言われているのはなぜなのでしょうか?ここでは、考えられる理由を紹介していきます。

男女の稼ぎの差から

女性の社会進出が進んで差は縮まりつつあるものの、まだ男性の方が女性より稼ぎが良いことも多いです。特に夫婦間では、男性が稼いで女性が専業主婦やパートをしているというパターンがよく見られます。そのため、稼ぎの良い男性が女性に羽振り良くホワイトデーのお返しをするべき、という考えがまだ一部ではあるのではないでしょうか。

お礼の気持ちから

バレンタインデーには、誰に渡すかを決める必要があります。それに対してホワイトデーは、もらった人にお返しをすれば良いだけ。「この人に渡す」という勇気や決断が必要なのはバレンタインデーだけなのです。この部分をアンフェアだと考えた人が、「ホワイトデーのお返しはお礼の気持ちを上乗せするべき」と考えたのかもしれません。

語呂の良さから

「ホワイトデーは3倍返し」は語呂が良く、なんとなく記憶に残りやすい言葉です。そのため、言い伝えられて現代まで残ったとも考えられます。2013年にスタートして大ヒットしたドラマ『半沢直樹』の決め台詞で、その年の流行語大賞にも選ばれた「倍返し」も影響しているのかもしれません。

照れ隠しから

バレンタインにチョコレートを渡す女性が、「ホワイトデーは3倍返ししてね!」と言うことによって照れ隠しをしているケースも考えられます。気まずい空気を誤魔化したくて、とっさに少し意地悪なことを言ってしまう心理もわかる気がしませんか?

現代の女性が求めるホワイトデーのお返しの費用は?

実際に現代の女性が求めるホワイトデーのお返しの金額はどれくらいなのでしょうか。女性がお返しに求める金額は、複数の企業がアンケート調査を実施しています。それらをまとめると、「1,000~2,000円」「贈ったものと同じ程度」を期待している人が多いという結果が見られました。中には「500円以下で良い」と胃う女性や、「贈ったものの2倍以上」を求める女性もいるものの、多くの女性が同じくらいでお返ししてもらえると十分と考えているようです。(参照①「2021年のホワイトデー」に関するアンケート調査|カジナビ、②「ホワイトデー」に関するアンケート調査|ZWE、③「バレンタインデーとホワイトデー」に関する調査|株式会社エアトリ

現代の男性が使っているホワイトデーのお返しの費用は?

実際に、現代の男性がホワイトデーに3倍返ししているのか、していないのならどれくらいの金額を使っているのか気になる方も多いでしょう。こちらもいくつかの企業がアンケート調査を実施しています。その結果をまとめると、「もらったものと同じくらいのお返しをする」と言う男性の割合が最も多いものの、「もらったものより高いお返しをする」という男性も多くいました。予算としては、本命のお返しには「2,000〜3,000円」、義理チョコのお返しには「500〜1,000円」が多いようです。(参照:①「ホワイトデー」に関するアンケート調査|ZWE、②「バレンタインデーとホワイトデー」に関する調査|株式会社エアトリ

ホワイトデーは3倍返しは気にせずお返ししよう

「ホワイトデーは3倍返し」について、真偽や由来などを紹介しました。「ホワイトデーは3倍返し」の由来は不明ですが、おそらくバブル期の好景気が生んだ言葉だと思われます。現代でもよく聞くものの、実際には男女ともに「同じ程度のお返しで十分」だと思っている人が多いようです。「ホワイトデーは3倍返し」は気にせず、ぜひ相手に合わせて心のこもったお返しをしてみてください。

北の菓子 菓風

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